ミーハーゆかりんのちょっと辛口テレビ批評。タレント、アナウンサー、スポーツ選手から政治家まで…愛をこめてバッサリ!
第758回「台湾の大ヒット映画『海角七号 君想う、国境の南』」
2010/01/11
昨年2月、台湾を旅した。
泊まったホテルの地下で土産物を探していると、店員さんが声をかけてきた。
「あなた、どこから来た?」
50代とおぼしき女性、少し日本語が話せるようだ。(こっちの中国語より、よっぽど上手,,)
さいわい店はガラ空き、土産ものを選ぶフリしておばさまとの会話に興じた。
いつしか映画の話題に。あの中国映画がどうとか、この香港スターがどうの~と筆談をまじえながら話していると、
「いい映画がある!絶対見て」
と紹介してくれたのが『海角七号』(邦題『海角七号 君想う、国境の南』)。
「おもしろいし、じーんときたし、音楽も・・・とにかくいいの!」
と言っていた。
気がつけばもう一人、店員さんが近づいてきて(この人は日本語は全くできない)、
「うんうん・・・」と一緒になって映画を薦めてくる。
「わかりました!台湾でDVDを買って帰ります」
とすっかり見る気マンマン~になった私。
(注:その店にはDVD置いていないので、彼女たちはまわしもんじゃないよ)
中華圏フリークの私。もちろん、この噂はすでに知っていた―
『海角七号』が一昨年台湾にブームを巻き起こし、低予算ながら口コミで広がった「台湾映画史上NO.1ヒット」だということを。
帰りの空港でDVDを探したが、あいにくなかった。
サウンドトラックCDがあったので、それだけ購入。
帰国後さっそく聴いてみたが、映画を見ていないため感動はなかった。
半年後。いよいよ日本での公開が決まり、試写会に参加。
主役のファン・イーチェン(范逸臣)は、沢村一樹をやんちゃにした感じのイケメン。歌もうまい。
相手役・ヒロインはなんと日本人!田中千絵。彼女はこの作品で台湾、いや中華圏のトップ女優に躍り出たらしい。すごっ。
物語は―
台北で「ミュージシャンとして成功する」という夢に破れ、台湾最南端の故郷・恒春に戻った青年・阿嘉(アガ=ファン・イーチェン)。無気力な日々を過ごしていたとき、郵便配達の仕事をあてがわれた。阿嘉は宛先不明の未配達の郵便物の中に“海角七号”宛ての小包を見つける。同封されていたのは60年前、敗戦によって台湾から引き揚げた日本人教師が、愛し合いながらも別れなければならなかった台湾人の少女を想って船上で綴った七通のラブレターだった。
「海角七号」というのは、その手紙の宛先。日本統治時代の少女の住所だ。このラブレターを軸に、夢と希望を求めて奮闘する人々の姿を描く・・・音楽あり、恋あり、台湾と日本の歴史あり。また、楽天的な台湾人をコミカルに描いたコメディータッチの部分も。
何度か出てくる「教師が少女に宛てた手紙(日本語ナレーション)」がなんともキザで、こっぱずかしい。(やっぱ、日本人が書いたものじゃないからね)
現代の恋が急接近するシーンも「あれれ?いきなりくっついちゃうの~」と思うが、それもご愛嬌。
音楽がいい。シューベルトの「野ばら」が劇中でよく歌われる、日本語で。日本統治時代の名残りを象徴するように・・・。特にラスト、「野ばら」の大合唱は思わず涙ぐんでしまう。
「シンプルだけど、こんなにいい曲だったんだ・・・」。
なので映画を見たあとは、台湾で買って帰ったサウンドトラックCDを聴きまくり。
新年早々、素朴で純粋であったかーい気分になる映画です。
泊まったホテルの地下で土産物を探していると、店員さんが声をかけてきた。
「あなた、どこから来た?」
50代とおぼしき女性、少し日本語が話せるようだ。(こっちの中国語より、よっぽど上手,,)
さいわい店はガラ空き、土産ものを選ぶフリしておばさまとの会話に興じた。
いつしか映画の話題に。あの中国映画がどうとか、この香港スターがどうの~と筆談をまじえながら話していると、
「いい映画がある!絶対見て」
と紹介してくれたのが『海角七号』(邦題『海角七号 君想う、国境の南』)。
「おもしろいし、じーんときたし、音楽も・・・とにかくいいの!」
と言っていた。
気がつけばもう一人、店員さんが近づいてきて(この人は日本語は全くできない)、
「うんうん・・・」と一緒になって映画を薦めてくる。
「わかりました!台湾でDVDを買って帰ります」
とすっかり見る気マンマン~になった私。
(注:その店にはDVD置いていないので、彼女たちはまわしもんじゃないよ)
中華圏フリークの私。もちろん、この噂はすでに知っていた―
『海角七号』が一昨年台湾にブームを巻き起こし、低予算ながら口コミで広がった「台湾映画史上NO.1ヒット」だということを。
帰りの空港でDVDを探したが、あいにくなかった。
サウンドトラックCDがあったので、それだけ購入。
帰国後さっそく聴いてみたが、映画を見ていないため感動はなかった。
半年後。いよいよ日本での公開が決まり、試写会に参加。
主役のファン・イーチェン(范逸臣)は、沢村一樹をやんちゃにした感じのイケメン。歌もうまい。
相手役・ヒロインはなんと日本人!田中千絵。彼女はこの作品で台湾、いや中華圏のトップ女優に躍り出たらしい。すごっ。
物語は―
台北で「ミュージシャンとして成功する」という夢に破れ、台湾最南端の故郷・恒春に戻った青年・阿嘉(アガ=ファン・イーチェン)。無気力な日々を過ごしていたとき、郵便配達の仕事をあてがわれた。阿嘉は宛先不明の未配達の郵便物の中に“海角七号”宛ての小包を見つける。同封されていたのは60年前、敗戦によって台湾から引き揚げた日本人教師が、愛し合いながらも別れなければならなかった台湾人の少女を想って船上で綴った七通のラブレターだった。
「海角七号」というのは、その手紙の宛先。日本統治時代の少女の住所だ。このラブレターを軸に、夢と希望を求めて奮闘する人々の姿を描く・・・音楽あり、恋あり、台湾と日本の歴史あり。また、楽天的な台湾人をコミカルに描いたコメディータッチの部分も。
何度か出てくる「教師が少女に宛てた手紙(日本語ナレーション)」がなんともキザで、こっぱずかしい。(やっぱ、日本人が書いたものじゃないからね)
現代の恋が急接近するシーンも「あれれ?いきなりくっついちゃうの~」と思うが、それもご愛嬌。
音楽がいい。シューベルトの「野ばら」が劇中でよく歌われる、日本語で。日本統治時代の名残りを象徴するように・・・。特にラスト、「野ばら」の大合唱は思わず涙ぐんでしまう。
「シンプルだけど、こんなにいい曲だったんだ・・・」。
なので映画を見たあとは、台湾で買って帰ったサウンドトラックCDを聴きまくり。
新年早々、素朴で純粋であったかーい気分になる映画です。
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ゆかりん
(ライター 高橋ゆかり)
大阪出身。04年から東京在住。
水瓶座、O型、やせ型。
(ライター 高橋ゆかり)
大阪出身。04年から東京在住。
水瓶座、O型、やせ型。
運動音痴だがスポーツ見るの大好き。最近、マイブームは”中国”。
コメント:
「テレビっ子だ、昔も今も。一日の始まりはテレビだし、終わりもテレビ。
愛すべき芸能人たちよ。アナウンサーたちよ。同じ時代を生きる彼らへの興味が私の中で尽きることはない」
Mrs.Bloggers[ミセスブロガーズ]
えるこみの人気ブログを目指し
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